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【無課金】イーグルストレカで1/14000を獲った攻略法(ランチェスター戦略)

どうも!
“ファンポイントの使い時が分からない” にわです。

今回は楽天ファンの間で絶大なる人気を誇るソーシャルゲーム「イーグルストレカ」で1位を獲ったお話です。

約14,000ユーザーの頂点に立つまでの裏側を書き記します。

2024年シーズン終了10分前に撮影

私は2024年シーズンにおいて「無課金でランキング1位を獲る」ことを目標に遊んでいました。

目標達成のために自分なりに戦略を練って取り組んだわけですが、偶然にもマーケティングで幅広く使われている戦略との共通点がいくつか見つかりました。

その戦略とはランチェスター戦略です。

ランチェスター戦略とは、マーケティングや経営戦略において戦局を有利に運ぶための戦略論です。

「弱者の戦略」と「強者の戦略」から構成されており、その両方をトレカ内で実践しました。

本記事ではイーグルストレカの事例を通してランチェスター戦略について解説します。

これを機にビジネスシーンで広く活用されているランチェスター戦略について理解を深めていただけると幸いです。

はじめにイーグルストレカについて簡単にご説明いたします。
▼スキップして本編「第1章:1位を目指す理由」を見る
▼スキップして本編「第2章:弱者の戦略」を見る

目次

はじめに:イーグルストレカとは

イーグルストレカ公式サイトより

楽天イーグルス公式デジタルトレーディングカードサービス「EAGLES TRADING CARDS(通称:イーグルストレカ)」は2023年4月にサービスを開始し、現在は約43,000人ものユーザーがプレイしています。

基本的には選手が描かれたカードをコレクションするソシャゲですが、集めたカードのレアリティ総数で他ユーザーと競争もできます。

それがランキングバトルです。

ランキングバトルには4つの部門がありますが、私は選手別部門での1位奪取を目標に設定しました。

理由は後述します。

ランキングは月次、選手別、ランク内、総合の4部門

次章・第1章では「なぜ私が1位を目指すのか」について簡単にご説明します。
▼スキップして「第2章:弱者の戦略」を見る

第1章:ランキング1位を目指す理由

私がランキング1位を目指した理由は2つあります。

・競争が好き
・キャンペーンの当選確率アップ

競争が好き

私は誰かと競うことが好きです。

と言っても憎き相手を叩きのめしたいわけではなく、身内との切磋琢磨が好きという意味合いです。

イーグルストレカは2023年10月から開始しましたが、残念ながら小深田選手部門で14位に終わりました。

その時に2024年シーズンは1位を狙おうと決めました。

2023年シーズン結果

キャンペーンの当選確率アップ

イーグルストレカではユーザーを対象に不定期のプレゼント企画が実施されます。

賞品はサイン入りグッズでファンは是が非でも手に入れたい代物です。

当せん者の決定方法については抽選とされていますが、「実は上位ランカーが優先的に当選するのではないか」という仮説検証のために年間で1位キープし続けることを目指しました。

選手別ランキング1位レベルのユーザーはお金や時間を大量に投下しており、そこを考慮される可能性があると考えました。

※ずっと1位でしたが当たりませんでした。

2024年シーズンのプレゼント企画

第2章:弱者の戦略〜トップに躍り出るまで〜

ランキング1位になるまでは“弱者”として戦います。

ランチェスター戦略における第一法則「弱者の戦略」の要点は以下の3つです。

・1点集中主義
・ナンバーワン主義
・「足元(そっか)の敵攻撃」の原則

上記のうち「1点集中主義」「ナンバーワン主義」についてイーグルストレカの戦略に落とし込んで解説します。

1点集中主義:カード集めは1選手に絞る

攻めるべきポイントを1つだけに絞って集中的に攻め続けるという戦略。

イーグルストレカで言えばカード集めを1選手に絞ることです。

実際に私は古謝投手に絞ったわけですが、その理由は大きく3つあります。

・新入団選手(ルーキー)で既存ファンが少ないため
・期待通り活躍すれば多種類のカードが排出される(=差が生まれやすい)と考えたため
・当時はビジュ売りの選手でなく、ガチ恋ファン(課金勢)が少ないと考えたため

要は人気選手になる前に手を出したということです。

人気選手の場合はライバルが強力(参考:古謝選手部門1位のレアリティ数が約5400、2位が約4600)

ナンバーワン主義:〇〇選手と言えば××の地位を確立する

とにかく「ナンバーワン(No.1)を目指すという戦略。

ゆくゆくは圧倒的なトップになることで2位以下に戦う気すら起こさせないというものです。

上記を踏まえて私は早い段階でNo.1に上り詰めるための3つの戦術を取りました。

・トレード
・アイテムの持ち越し
・協力者作り

それぞれ簡単にご説明します。

トレード

イーグルストレカには他ユーザーと自身のカードを交換するトレード機能があります。

この機能を駆使して古謝投手のカードに限定して収集しました。

多少こちらが不利なトレードであっても初めはNo.1を獲ることにコミットして承諾します。

自身からのトレード申請は並行して最大で5件まで可能ですが、常にMAXで申請している状態にしていました。

トレード申請は煩雑で手間なので、実行した人はアドバンテージを得ることができます

1位になるとトレード申請がバンバン届くようになります。

アイテムの持ち越し

イーグルストレカではプレミアムコイン(以下:Pコイン)やコインを翌シーズンに持ち越すことが可能です。

なので2023年シーズンの終盤は貯蓄に勤しみ、2024年シーズンのリリースと同時に放出しました。

序盤にガチャを大量に回してカード所持数を増やし、トレードの弾を確保したおかげでスタートダッシュができました

カードの種類は日に日に増えていくため、最終的にコンプを目指したい場合はペース配分に注意

協力者作り

イーグルストレカは複数アカウントの作成・所持が禁止となっています。

つまり自分にとって有益なトレードをさせてくれる相手が大切です。

一部リアルコミュニティにも頼りましたが、お得意先のほとんどはサービス内で出会った方々です。

上記が上手くいった要因は「この人に古謝を渡せば何でも交換してくれる」というブランディングに成功したからだと考えます。

その一つがプロフィール文で、私は「#17一本」と記載しています。

つまり「古謝を無限回収、他は全てあげる」と端的なメッセージを発信しました。(「#17♾️」なども同義)

トレードは同時に5件までしか申請できないため、トレード成立に対する信頼度の高さはトレード申請を受け取るための重要な要因になっていると考えます。

プロフィール文はシンプルな方が強力に伝わります。

上記のように弱者の戦略を実践したことで、2024年シーズン開始まもなく古謝投手部門で1位に躍り出ることができました。

今年に入ってからniwaに改名しました。

第3章:強者の戦略〜トップに居続けるために〜

ランキング1位を獲得した後は“強者”としてライバルと戦います。

ランチェスター戦略における第二法則「強者の戦略」は大きく5つに分かれます。

・広域戦
・遠隔戦
・確率戦
・誘導戦
・総合主義

上記のうちイーグルストレカにおいて実践できたのは総合主義(物量戦)でした。

総合主義:カード枚数で勝負

商品数、品質、対応エリアなど自社の強みフル活用するという戦略。

要は規模で圧倒するということで、兵力が多ければ多いほど有利に戦いを進められます

イーグルストレカにおける兵力はカード枚数(≒レアリティ)であり、それらを最大化するために以下3つの作戦を実行しました。

・“みんなで対戦”イベントに余すことなく参加
・割引のあるガチャを沢山回す
・期間限定ミッションの完了後はガチャを回さない

一つずつ順にご説明します。

“みんなで対戦”イベントに余すことなく参加

“みんなで対戦”イベントは1日3回の練習(0時、8時、16時にリセット)とスタミナを消費して行う試合から構成されています。

試合用のスタミナは1時間に1つ回復するものの、最大手持ちは5つまでのためそれ以降はカンスト状態になります。

なので少なくとも5時間に一度はサービスを開くことを徹底しました。

Pコインでスタミナを買うこともできますが、その資金はガチャに回したいところです。

スタミナを買わずとも日常的に開いていれば1週間で約150試合をこなせる計算です。

130勝まで到達すれば約60枚のPコインを獲得することができるためガチャ用の蓄えとなります。

ちなみに少しだけスタミナを買って160勝に乗せると、Pコイン10枚+順位ボーナスのPコイン(10枚〜20枚)を追加で手に入れることができます。

BPが3000越えたくらいからほとんど負けなくなりました。

割引のあるガチャを沢山回す

通常であればレアガチャは10連を100Pコインで回せます。

しかし中には“◯回目は⚫︎⚫︎%OFF”といったガチャがあり、コスパ良くカードを増やすことができます。

同じパックを回し続けることで、デザインに偏りが生まれるものの無限回収勢からすれば関係ありません

大切なのはカード枚数です。

初回50枚、2回目は70枚で回せるガチャ(4回目は初回からに戻る)

期間限定ミッションの完了後はガチャを回さない

ミッションを達成するとPコインやコインが手に入るため積極的にクリアを目指したいところです。

ミッションにはイベント/シーズン/期間限定の3種がありますが、キーとなるのは期間限定(1ヶ月)です。

期間限定は達成ハードルが低く、気付いた時には達成していることもあります。

しかし期間限定ミッションを達成してしまうと翌月になるまで新たなミッションが開放されません

すなわちその間に引いたトレカはどこにもカウントされず機会損失が生まれてしまうわけです。

なのでミッション達成後の当月中にはガチャを回さず、翌月になってから回すことをオススメします。

ありがたいことにガチャには「◯月1日まで」という月初が終了日に設定されているものも多々ありました。

同じガチャを回すにしてもリリースと同時か、少し我慢して月が替わってからかの違いが最終的に大きな差を生みます。

期間限定ミッション

まとめ:莫大な時間を費やして得たものは成功体験

弱者の戦略(1位になるまで)
・1点集中主義:カード集めは1選手に絞る
・ナンバーワン主義:〇〇選手と言えば××の地位を確立する

強者の戦略(1位になった後)
・総合主義:カード枚数で勝負

おかげ様で無課金でランキング1位を獲るという目標は達成できました。

無課金であったことで選手選びに制限があったり、多くの時間を費やすことになったリしました。

それでも弱者から強者に成り上がる擬似体験ができたことは収穫だと感じています。

ランチャスター戦略の有効性を身をもって感じられました。

十分満足したので2025シーズンは参加しませんが、今後は別の領域において成り上がりを再現できるように取り組みたいと思います。

2024年シーズン終了10分前に撮影

参考記事
ランチェスター戦略とは?弱者が強者に勝つための方法を解説 | 識学総研
ランチェスター戦略とは?2つの法則や強者と弱者の企業事例、実践方法を解説 | あしたの人事オンライン

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この記事を書いた人

関西生まれ・育ちの楽天イーグルスファン。
2024年に楽天イーグルスを追い求めて転職、念願の仙台生活をスタート。
同年のシーズンは楽天モバイルパークにて59試合を観戦した。

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